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執筆者の写真称好軒梅庵

誹謗中傷について思うこと

 ナウル共和国観光局のXが生成AIを使用したことで反AIのユーザーから誹謗中傷を受け、法的措置を検討しているという。

私も誹謗中傷を受けたことがあるので、考えさせられる。


私は付き合いのある出版社Nの相談役に対し、能登大震災への義援金を呼び掛けた。

その相談役は私の意見に対し「自分もそのように考えていた」と賛同し、商品の一定期間の売り上げを義援金として寄付することに決めた。

ところが、相談役と意見の対立していた作家Sが、チャリティ商品の販売開始から寄付までの期間があいていることや商品の値段がチャリティにしては高いことを理由に、義援金詐欺の疑惑をかけて騒ぎ始めた。

作家Sは出版社Nに対し「義援金詐欺」「詐欺」「詐欺師」、自分に対しては「詐欺の首謀者」とX上で書き込んだ。

また相談役に反感を抱く多くのWeb作家が同調して疑惑について書き立てた。

その後、実際に義援金は振り込まれ、信頼に足る証拠が公開された。

しかし、作家Sは出版社Nにも私にも謝罪もせず活動を続けている。


「詐欺」とか「詐欺師」といった表現は名誉毀損と成り得るし、少なくとも開示請求がなされれば開示が通るような表現である。

実際、出版社Nは開示請求の手続きを実施しているという。

作家Sは「自分には何も届いていない」としながら、詐欺という言葉を使用しなくなった(なんでだろうね)。


あ、これは言ったらまずいな、とか。

疑わしいけど証拠がないしな、とか。

思わん?

思わないのかー、そうかー。


こういうことをする人は過ちを認めないし中々あやまらない。

ひどいときは自分こそが被害者であるかのように振舞ったりさえするのだ。

(自分の基準で)悪いことをしたから批判しただけで誹謗中傷ではない、とか。

この程度の誹謗中傷で訴えてくるなんてひどい!鬼!悪魔!とか。

そういうことを言う人が世の中にいっぱいいて、ちょっと頭クラクラしてくる。


自分の件について言えば、自分が法的措置に訴えるかどうかについては正直自分でもわからない(怒りに波があるため)が、


やめましょうね、誹謗中傷。





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